こんにちは。栄養士の斎藤です。気づくとあっという間に4月も後半。GWまであともう少しです。GWの締めくくりといえばこどもの日。男の子がいるご家庭では柏餅やちまきを食べたり、しょうぶ湯に浸かったりとわが子の健やかな成長を祝うイベントですね。

そこで今回は中身はなんでもOKの「兜春巻き」を紹介したいと思います。これは単純に春巻きを作る際に具材をただ包むのではなく、折り紙の兜を折る要領で包むのです。いつもの春巻きでも十分美味しいとは思うのですが、このひと工夫だけでこどもの喜びが増すのは間違いありません。ぜひ、こどもの笑顔を想像しながら作ってみてください。

 

兜春巻き

<材料>

 

・春巻きの皮(15㎝×15㎝) 必要なだけ

・小麦粉         適量

・水           小麦粉と同量

 

具材(例)

<スイーツ>

・バナナ&板チョコ

・リンゴジャム&シナモン

・スイートポテト

・スイートパンプキン

・あんこ

など

<食事・スナック>

・枝豆&チーズ

・コーン&チーズ

・キムチ&納豆

・ハム&ポテト

・ツナ&マヨネーズ

など

 

 

 

<作り方>

 

春巻きの皮を折り紙の兜を折る要領で折っていく。

1、小麦粉を同量の水で溶いておく。

2、 春巻きの皮を菱形状◇に置き、上半分を下半分に重なるように三角形に折る。

3、 左右両端下の角に合わせて折る。

4、 2で折った両端の三角形を下から上に半分に折り上げる。この時左右両端を水溶き小麦粉で接着する。

5、 3で折った三角形を、兜の角になるよう中心から折り広げる。この時角の根元の部分を水溶き小麦粉で接着する。

6、 下の三角形の上1枚だけを角の根元部分だけを隠すように上の三角形の1/3程度を残すように折り返す。この時もまた折り上げた先端を水溶き小麦粉で接着する。

7、 6で折り上げた残り部分を兜が三角形になるように折り上げる。この時も折り上げた部分を接着する。

8、 兜の中にお好きな具を入れてから下の三角形をふたをするように兜の中に差し込むように折り上げ、水溶き小麦粉でしっかりと接着する。

9、 170~180℃に温めた油できつね色になるまで揚げる。

 

具材はあくまで参考です。

お子さんの好きなものや、残り物などを工夫して入れてみてもいいでしょう。あまり構えずに色々試してみて下さい。