こんにちは。栄養士の斎藤です。2月は関東全域で雪が降り積もったかと思えば、最近は3月中旬並みの暖かさになったりと忙しい気温の移り変わりに戸惑う日々ですね。まだまだ空気も乾燥し、インフルエンザもコロナも収まる気配がないので皆さんもお気を付けください。

そんな時期に優秀な食材の一つがじゃがいもです。意外にも風邪予防にも、美容にもいいビタミンCをリンゴの5倍も含み、なおかつ、そのビタミンCはでんぷんに包まれているため、ほかの野菜・果実類と比べると加熱しても壊れにくいという優れた特徴があります。そこで今回はそんなじゃがいもを使った明太子ふきいもを紹介したいと思います。

明太子は火を通すことで生臭みがなくなり、色も刺激的な赤から春を感じる桃色へ。作り置きにも便利な一品となっていますのでぜひお試しください。

 

明太子ふきいも

 

<材料>

・じゃがいも     中3個
・明太子       1腹

<作り方>

1、 じゃがいもは芽をとり皮をむき2~3cm幅ほどの乱切りにし、水にさらす。
2、 明太子を皮からしごき取りほぐす。
3、 水にさらしたじゃがいもをざるにあけ、たっぷりの水を入れた鍋に入れて中火にかける。(じゃがいもは必ず水から茹でること!)
4、 沸騰してきたら火を弱め、3分程度たったら竹串などで刺して火が通っているか確認する。
5、 じゃがいもに火が通ったらざるにあけ水気を切り、鍋に戻して中火にかけながら鍋をゆすり、粉をふかせる。
6、 じゃがいもの側面に粉がふいてきたら、じゃがいもをいったん端に寄せ、空いたスペースにほぐした明太子を入れて火を通しながらじゃがいもと和える。
7、 じゃがいもに明太子がまぶされたら出来上がり。

 

じゃがいもは比較的長期保存でき、地域によって収穫時期が違うこともあり年中出回っていますし安価で調理法も幅広く手に取りやすい野菜の一つだと思います。
材料もたった二つ。困ったときのお助けおかずとしても重宝しますよ。