こんにちは。栄養士の斎藤です。何かと忙しい年末年始皆様はいかがお過ごしでしょうか? 何かとイベント事が多く、お子さんのいらっしゃるご家庭では冬休みに突入し日々の生活もいつもとは違ったリズムとなっていることと思います。忙しい毎日でも明るい気持ちで体調を整えるためにも食事が大切となってきます。そこで今回は心も体も明るくなるような菜の花とあさりのスパゲッティをご紹介します。
菜の花は野菜の中でもビタミンCの含有量がトップクラス。そこに鉄や亜鉛などのミネラルが豊富なあさりと合わせることで貧血などの予防に効果的に働きます。さらにあさりには肝機能を高めるタウリンも豊富に含まれるので年末年始の飲み過ぎや疲労回復にも役立つ食材です。
ぜひ目にも鮮やかで作って簡単、見て美味しい、食べて美味しい菜の花とあさりのスパゲッティをぜひ試してみてください。
新春 菜の花とあさりのスパゲッティ
<材料:4人分>
・スパゲッティ 320~400g
・塩 小さじ2
・あさり(殻付き) 400g
・菜の花 1束
・にんにく 2かけ
・オリーブ油 大さじ2
・白ワイン(料理酒) 50ml
・ゆで汁 50ml
<作り方>
- スパゲッティを茹でるお湯を沸かす。その間に具材の準備をする。
- あさりは砂抜きをし、表面をこすり合わせてよく洗う。にんにくは皮をむいてスライスする。菜の花は水で洗い、3~5㎝幅に切る。
- 沸騰した湯に塩を入れスパゲッティを茹でる。茹で時間7分程度ならそこから同時進行でフライパンにオリーブ油とスライスしたにんにくを入れ弱火で焦がさないように炒め始める。にんにくの香りがでたら中火にしあさりを入れ軽く炒めたら白ワインを入れてふたをして蒸す。
- スパゲッティの茹で上がり1分前にスパゲッティを茹でている鍋に菜の花を入れて一緒に茹でる。
- スパゲッティが茹で上がったらお玉でゆで汁をすくい、あさりの入っているフライパンに入れる。
- 水気を軽く切ったスパゲッティと菜の花をフライパンに入れ軽く合わせる。
あさりからいいお出汁がでるので味付けはほとんどしません。辛みが欲しい方は少量の鷹の爪をにんにくと一緒に炒めるとよいでしょう。菜の花は12月中旬から出まわっています。1月は新春、2月には立春がきて、寒さは続きますが旧暦では春で早い春を感じさせる言葉が多いです。少しでも寒く暗い冬を鮮やかな緑と黄色の菜の花で明るく感じてみてください。
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