今日も、風邪の患者さんがたくさん来局されました。のど痛、鼻水、鼻づまり・・・皆さんとっても苦しそうでした・・・
風邪と一口に言ってもその症状は様々です。
今回は「風邪の救急箱」と題して、大きく7種類の症状に分けて、それにあった漢方薬をご案内します。
漢方薬を選ぶ時の目安にしてみて下さい。店頭にて試飲もできます。

ピッタリの漢方薬で早く治して下さい。

1、風邪かなと思うとき 風邪の初期~中期 ・・・ 胃腸の弱い方の食欲が出る風邪薬  → 香蘇散、桂枝湯

2、風邪かなと思うとき 風邪の初期~中期 ・・・ ぞくぞくする寒気、肩、うなじのこり  → 葛根湯

3、こじれた風邪に 風邪の中期~後期 ・・・ 熱感、頭痛、わきの下に汗がある  → 柴胡桂枝湯、 小柴胡湯

4、胃腸型の風邪、下痢、むかつき、吐き気、食欲不振 ・・・ 二日酔い、食べすぎにも効く → カッコウ正気散

5、水っぽい鼻水、くしゃみ、うすい痰の咳 ・・・ 寝入りばな、朝方に症状が出ることが多い → 小柴胡湯

6、こみ上げる咳、咳き込む、喘息がでる ・・・ 夜間に症状が出ることが多い → 麻杏甘石湯

7、のど痛、扁桃炎 ・・・ かぜをひくと必ずのどにくる方 → 排膿散及湯、桔梗石膏