こんにちは。栄養士の斎藤です。9月になったというのに暑い日が続いていますね。そんな中で私にとってはうれしいニュースが舞い込んできました。なんと、今年は秋刀魚が豊漁だと!!これは食べるなら「今でしょ、今!」ということで、今回は焼き秋刀魚の混ぜ寿司をご紹介したいと思います。

秋刀魚はたくさんのDHAEPAが含まれており、悪玉コレステロールを減らしたり、高血圧の予防、睡眠の改善効果が期待できます。また、ほかの青魚と比べるとビタミンB12は3倍ほど多く含まれており、貧血気味の方におススメです。

ぜひ、秋刀魚を食べてあと少しのこの暑さを乗り切っていきましょう!

 

焼き秋刀魚の混ぜ寿司

<材料>

・お米           3合
・昆布           1枚
・料理酒          大さじ2
(すし酢)
・酢            大さじ3
・砂糖           大さじ2
・塩            小さじ1

・秋刀魚          4匹
・塩            適量
・甘酢生姜(ガリ)      50g
・大葉           10~15枚
・いりごま(白)       大さじ2
・すだち、カボス      お好みで

<作り方>

1、 3合のお米を研いで、昆布と料理酒を入れて、硬めに炊く。炊飯器に寿司の目盛りがあれば、そこに水の量を合わせてください。
2、 秋刀魚はうろこをよく落とし、内臓を抜いて、おなかの中を立て水(約3%濃度の塩水)できれいに洗い、水気をキッチンペーパーでふき取り、全体に塩をふって30分ほど常温においてから焼く。
3、 甘酢生姜、大葉を千切りにする。
4、 秋刀魚が焼けたら、身を骨からはがしてほぐしていく。
5、 すし酢の材料を全て混ぜ合わせ、お米が炊けたら昆布を抜き、炊けたお米にすし酢をまわしかけながら、切るように手早く混ぜていく。その際に、合間合間にうちわなどで仰ぎながら酢飯を冷ましながら混ぜていく。
6、 酢飯が人肌程度に冷めたら、ほぐした秋刀魚、甘酢生姜、大葉、いりごまを入れて混ぜ合わせる。
7、 食べる直前にお好みで、すだちやカボスをほんの少しかけると、より一層美味しくなります。

 

今回の料理はやや手間がかかりますが、この時季にしか食べられない秋刀魚をいつもとはちょっと違った形で食べてみてはいかがでしょうか?内臓をきれいに取り除くことで、苦みがでず、食べやすくなります。
秋刀魚は今の時季が旬ですが、秋刀魚以外でもサバやアジ、イワシなどで試してみてもいいと思います。
さらに手間を減らすポイントとしては、干物や缶詰を使ってもいいと思います。