アサヒ薬局 『元気通信』 1月号より
年末年始はごちそうが続く時期ですね。肉料理を楽しむ機会も多いでしょう。
カロリーは気になるけれど大切なたんぱく源ですので上手に食べたいものです。
お肉には牛・豚・鶏・羊などがあり、栄養価も異なります。
それぞれのお肉の栄養面や健康効果を高める食べ方をご紹介します。
●牛肉━鉄や亜鉛が豊富で貧血予防にもおすすめ
月経のある女性、貧血気味の方、亜鉛不足は味覚障害や男性ホルモンの低下にも関係するので男性更年期の予防に
●豚肉━糖質やアルコールの代謝に活躍
ビタミンB群が豊富で糖質・アルコールの代謝に必要でお酒を多く飲む人やご飯・パン・麺類などの炭水化物が好きな人
●鶏肉━脂質が少なめで低カロリー
高たんぱく質・低脂肪・低カロリーで疲労回復に効果的。イミダゾールペプチドは鶏むね肉に多く含まれます。もも肉に多くパントテン酸はストレスをやわらげるホルモンの合成に使われます。
●羊肉━脂質の代謝を助けるビタミンB群が豊富
脂質の代謝を助けるビタミンB群が豊富で中でもビタミンB12が多く含まれています。ビタミンB12は血液細胞の形成に必要で不足すると、悪性貧血になり慢性疲労やめまいの原因となります。
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