こんにちは。栄養士の斎藤です。夏の暑さはどこへやら。10月に入り涼しい日が増え、寒いくらいに感じる日もあり体調維持が難しいと感じられる方も多いのではないでしょうか?

今年はコロナ禍で様々なイベントが中止・縮小されていると思いますがハロウィンもその一つではないでしょうか?なかなかお友達と一緒に各家庭を回るのは難しい状況だと思います。なのでお家で少しハロウィン気分を味わってみませんか?

今回ご紹介するのは芋羊羹ならぬ「かぼちゃ羊羹」です。かぼちゃの収穫は主に夏ですが、そこから1か月以上置くことで甘みが増しておいしくなるので旬は秋になります。かぼちゃは免疫力を高めるカロテンやビタミンが豊富です。特にビタミンEはホルモン調整機能があり更年期障害などの改善も期待できます。

ハロウィンは欧米から伝わったキリスト教のイベントですが、今回は子どもから高齢者まで楽しめるように和菓子でお祝いを楽しみましょう!!

 

かぼちゃ羊羹

<材料:作りやすい量>

・かぼちゃ(ワタ抜き・皮あり)  400g

・砂糖              60g

・粉寒天               4g

・水             150ml

・はちみつ           大さじ1

 

<作り方>

1、かぼちゃを皮ごと乱切りにし鍋に入れ、ひたひたにかぶるくらいの水(分量外)を入れ串がすっと通る程度までゆでる。

2、粗熱がとれたら皮を取り除きボールに入れマッシャーなどでよくつぶす。仕上がりをなめらかにしたければ、こしきで濾したりミキサーなどを使う。

3、別の鍋に水と粉寒天を入れてよく混ぜ溶かしてから中火にかける。1~2分沸騰させた後、砂糖と蜂蜜を加えてよく溶かす。

4、かぼちゃの入ったボールに3の寒天液を入れ素早くよく混ぜる。この時かぼちゃが冷めていると固まりやすいので気を付ける。

5、好みの型に入れて冷やし固める。

 

浅型で作ればクッキーの型などでくり抜くことができ様々な形が楽しめます。写真のように取り除いた皮を切って上に乗せて顔を描くこともできます。

 

アサヒ薬局 栄養士 斎藤佳奈子