こんにちは。栄養士の斎藤です。寒さのピークがもうそろそろ引く頃かと思いますが皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。オミクロン株の猛威により、保育園や幼稚園、小・中学校でも休校が相次いでいる状況でさらなる体調管理が重要となってきています。そこで今日は免疫力を高める力を持った里芋を使った豆乳味噌ポタージュを紹介したいと思います。

皆さんご存じの通り里芋は皮を剥くとぬめりが出てきます。これが免疫力を高めてくれる正体「ムチン」と「ガラクタン」です。またこのムチンには粘膜の保護作用もあるので感染症予防にも効果的なのです。なのでぜひ、皮を剥いた後はぬめりを落とさずに使用してください。

この里芋の豆乳味噌ポタージュで身体を温めながら風邪対策をしていきましょう！！

 

ほくほくあったか　里芋の豆乳味噌ポタージュ

＜材料：4人分＞

・里芋(皮付き)　　　3～4個(約250g)
・玉ねぎ　　　　　　1/4個(約50g)
・バター　　　　　　大さじ1
・出汁　　　　　　　250㎖
・豆乳　　　　　　　250㎖
・みそ　　　　　　　20g
・万能ねぎ　　　　　適量

＜作り方＞

1、 玉ねぎをみじん切りにする。里芋の皮を剥き、2cm角程度の大きさに切る。(里芋はレンジにかけてから皮を剥くと皮むきが楽です。)
2、 鍋を弱～中火にかけ、バターを入れバターが溶けたらみじん切りした玉ねぎを入れ焦がさないように炒める。
3、 玉ねぎが透きとおってきたら里芋を加えて軽く炒める。
4、 里芋に軽く火が通ったら出汁を入れて沸騰したら弱火にして10～15分煮込む。
5、 豆乳を加えひと煮立ちしたらミキサーやハンドミキサーにかけてポタージュ状にする。
6、 その後味噌をといて味を調える。
7、 あれば小口切りした万能ねぎを散らす。

ミキサーやハンドミキサーをお持ちでない方は豆乳を入れる前にマッシャーなどでつぶしてその後豆乳を加えてください。ミキサーに比べてなめらかさは減りますが粒々食感のあるポタージュが出来上がります。