こんにちは。栄養士の斎藤です。ここ最近の急激な寒波到来で寒さが厳しい日々ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか？年末年始の慌ただしさもありますが、寒い朝は布団にくるまり朝起きられない方も多いのではないでしょうか？そんな様子をよく「みの虫」に例えますが、今日はそれこそほっかほかのネギの衣をまとった「みの蒸し」を紹介したいと思います。

ネギは古くから薬効成分がある野菜として重宝され、生では辛みがある薬味として食欲増進に、よく火を通せば甘みが出てきて美味しく食べられ、風邪予防も期待できます。冬は鍋野菜の定番として活躍することが多いですが、たまには違う使い方で食べると新たな美味しさの発見につながるかもしれません。ぜひお試しください。

 

みの蒸し

 

＜材料＞

【肉あん】
・豚ひき肉　　　　　　300g
・キャベツ　　　　　　150g
・玉ねぎ　　　　　　　1/2個(約100g)
・料理酒　　　　　　　大さじ1
・醤油　　　　　　　　大さじ1
・砂糖　　　　　　　　小さじ1
・塩　　　　　　　　　小さじ1/2
・ごま油　　　　　　　大さじ1
・片栗粉　　　　　　　大さじ2

【衣】
・片栗粉　　　　　　　適量
・長ネギ　　　　　　　約2本

 

＜作り方＞

1、 肉あんを作る。キャベツ、玉ねぎをみじん切りにする。
2、 豚肉、みじん切りにした野菜、調味料をしっかり混ぜ合わせる。
3、 長ネギを斜め薄切りにし、片栗粉をまぶしておく。
4、 できた肉あんを長さ3cm程度の楕円状にまるめ、片栗粉をまぶしたネギを表面に貼り付けていく。この時みの虫に似た形になるようにネギを縦方向に貼り付けていくとよい。
5、 蒸し器で蒸す場合は中火で10～12分、電子レンジ使用の場合は耐熱皿に重ならないように並べて少量の水をふり、ラップをふんわりとかけ500ｗで5分蒸す。

 

肉あんは焼売の肉あんとほぼ同じなのでからし醬油をつけて食べるのがお勧めです。また、肉あんにすりおろした生姜を加えると身体が温まりやすく、さらなる風邪予防に効果的です。